自家製新鮮野菜とお母さんの手づくり料理で田舎の実家気分を満喫!『のうか民宿みちくさ』

のうか民宿みちくさ

船引町

farm stay

「農家民宿」と聞いてみなさんが思い浮かべることは何でしょうか?

「古民家での昔ながらの生活体験」「手の込んだ郷土料理の数々」「農作業体験」、それらを通した家主からの親切すぎる程のおもてなしと、密な交流や会話を「田舎ならではの良さ」と考える方は多いかもしれません。

しかし!ここ福島県田村市にある「のうか民宿みちくさ」は一味違います。「実家に帰ってきたと思ってのんびりしてもらうこと」をモットーに、干渉は最低限に、自由で気兼ねのいらない時間を提供しています。行けば行くほど安心感の増すのうか民宿みちくさ、今では宿泊客の多くがリピーターです。

そんな一風変わった農家民宿を運営する渡辺好(このむ)さん、芳江(よしえ)さんご夫婦にお話しを伺いました。一見して優しく大らかそうな好さんに、ハキハキした話し方の裏で細かい気配りをしてくださる芳江さん、そんなお2人が作り上げた「のうか民宿みちくさ」の魅力に迫ります。

実家と民宿の良いとこどり!快適な空間と滞在時間を提供

「のうか民宿みちくさ」の家屋は現代風。冷暖房完備、洋式のトイレ(ウォシュレット付き)や、元々子ども部屋だったという2階の宿泊部屋には和室も洋室もあり、掃除が行き届いている家は全体的にとてもきれいです。

宿泊部屋(和室)
小さな心遣いがうれしいティーセット

とはいえ1階にある広々とした大広間や、少人数で過ごすための居間(コタツテーブル有り)辺りは、都会ではもうほとんど見かけることがなくなった造りかもしれませんね。

地方あるあるの虫や隙間風に悩まされることもほとんどありません。実家にいるような安心感を味わいつつ、寝たいだけ寝て、遊びたいだけ遊べるここでの生活は、実家に帰った時以上の自由度かもしれません。

評判の食事は野菜を中心とした「家庭料理」。畑の野菜は無農薬!

のうか民宿みちくさで提供される料理は基本全て芳江さんの手作りです。家の畑で作る野菜は無農薬。夏には茄子、インゲン、ゴーヤ、ピーマン、トマト…など、採れたての新鮮食材や旬のものを使った野菜中心の料理が食卓に並びます。

メニューは凝りに凝った食事ではなく、普段作る家庭料理が中心。「餃子」や「シューマイ」を始め、以前食べた「じゃがいもピザ」を気に入って毎回リクエストしてくる常連さんもいるそうです。

市内で「家庭料理」が食べられるレストランは少ないため、田村市で暮らしたらどんな食事になるんだろう?と気になっている方にもおすすめです。

田村市に来た多くの人が最初に感心させられる「素材が新鮮だと、同じ料理でもこんなにおいしいのか!」という感覚、ぜひみなさんにも味わってほしいです。(もちろん芳江さんが料理上手なのは大前提ですが)

市内観光地へのアクセスも良好。周辺にはおすすめの見どころも多く、お散歩にも最適

のうか民宿みちくさが位置するのは、田村市の中で最も商業施設が集まり、人口が多い船引町。国道288号線沿いにあり、商業施設や市内の観光地へも行きやすいのが魅力です。

観光地(例)
・ドラマの舞台にもなった「小沢の一本桜」まで車で約5分
・縁結び祈願におすすめ「大鏑矢神社」まで車で約5分
・ざる菊の名所「菊の里ときわ」まで車で約15分
・山頂から町を一望できる「片曽根山」(駐車場)まで車で約20分
・カブトムシや奇蟲との触れ合いが魅力「ムシムシランド」(スカイパレスときわ)まで車で約20分

もっと近場で田村市を満喫したい!という方には、こちらもおすすめです↓すぐ行ける場所にあるので、出張の合間や、出発までの空き時間等を利用しての訪問にも最適です。

・市内外の人の作品が展示・販売されている「ギャラリーみちくさ」(のうか民宿みちくさ敷地内)

・山の一角を切り開いて作った憩いの場「遊びの森」まで車で約2分

・地元野菜からお土産物まで手に入る農産物直売所「ふぁせるたむら」まで徒歩約5分

※「ギャラリーみちくさ」「遊びの森」はのうか民宿みちくさが管理している施設です。ご利用希望の方は直接お問合せください。

子どもから大人までファンになる「安い!うまい!自由!」を提供するのうか民宿みちくさ

好さん、芳江さんが提供する「実家に帰ってきた時のようにのんびりできる時間」に惹かれてやってくるお客さんは、大人から子どもまで様々。

ある時は…

大学の合宿やインターンでやってきた大学生。畑で作業をしている芳江さんを見て、「何かお手伝いしますよー!」と話しかけてくる様子は、まるで我が子のようにかわいいと話す芳江さん。

またある時は…

出張で田村市にやってくるたびに泊まってくれるビジネスマン。「あれが食べたい!」と食事をリクエストしたり、通常の宿泊部屋ではなく通称「隠し部屋」と呼ばれる秘密の部屋での滞在を希望したりすることも!

他にもカブトムシを捕りに来た親子や、合宿で田村市にやってきた小学生の団体、移住検討者が暮らし体験で宿泊するなど、のうか民宿みちくさには全国から老若男女が集まってきます。

もちろん農家民宿なので、希望に合わせて農作業のお手伝いをすることも可能です。他にも過去には、他団体と協力して「灯籠の絵付け」や「竹鉄砲作り」などを行ったこともあります。

「忙しい毎日だからこそ、ここにいる間はゆっくりしてもらいたい」と話すお2人の干渉しすぎない心地の良い「おもてなし」、ぜひ一度体験しにきてください。

のうか民宿みちくさ

住所:福島県 田村市船引町船引字中ノ内前43-1
電話:0247-73-8020
営業時間:チェックイン16:00 チェックアウト10:00【相談可】
営業日:完全予約制
HP:https://r.goope.jp/michikusa-tamura/