地方移住のハテナを気軽に聞いてみよう!実際に地域で活動するメンバーが相談員を務めるたむら暮らしの総合窓口『たむら移住相談室』

たむら移住相談室

船引町

「自然豊かな環境で子どもを育てよう」「田舎暮らしをしながら新しいチャレンジをしよう」……人生や暮らしを見直すチャンスとなる移住は、期待や希望も多い一方、仕事や住まい、子育て環境といった生活面での不安も伴いやすいです。移住促進事業を行う福島県田村市で、「移住して本当にやっていけるのか」という心配に寄り添いながら、さまざまな情報をご案内しているのが、たむら移住相談室。田村市への移住に限らず、地方移住にまつわることも相談できる相談室の詳細について、相談員にインタビューを行いました!

たむら移住相談室とは、どのような相談室ですか?

たむら移住相談室は、田村市で行っている移住促進事業の総合窓口です。「田村市に移住したい」という方はもちろん、「地方移住に興味がある」「12市町村(※)へ移住したい」「実家の近くに住みたい」など、移住に関する大まかなご相談もお受けしています。
※東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示等の対象となった、田村市を含む県内12市町村

どんな方が相談に乗ってくれるのでしょうか?

福島を良くしたいと活動をする地元メンバーや、県外から田村市に関わりたいと移住したメンバーが相談員を務めています。田村市にいる中で実感していることも合わせながら、より具体的なヒアリングと情報提供をしています。相談者の方が気にしているポイントが具体的に分かってきたら、必要に応じて担当者と連携しながら対応します。農業や林業に関心がある場合は各業種の専門担当者へ、就職先をお探しの場合は「お仕事に関する相談窓口」へ、空き家などの住まいをお探しの場合は空き家の窓口へ、学校や子育て関連であれば教育委員会や市役所の関連部署へ……といった具合です。担当者に確認し分かったことを相談員からご返答したり、場合によっては担当者とおつなぎして、直接やりとりいただくこともあります。

「相談したい!」と思ったら、どのように問い合わせをすれば良いですか?

お問い合わせ方法は3種類ございます。お試し移住やチャレンジハウスのお申し込み・お問い合わせなども受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください!

公式LINE

移住に関するお問い合わせメッセージをお送りいただきましたら、個別に回答させていただきます。また毎週水曜20時に移住にまつわる情報を配信しており、直近のイベント情報なども随時発信しておりますので、お問い合わせの有無に限らず、ぜひご登録ください。

電話

たむら移住相談室の定休日は毎週月曜日、受付対応時間は10:00~19:00(年末年始を除く)です。

・お問い合わせフォーム

「たむら暮らし」のお問い合わせフォームより必要事項を記入の上、お問い合わせください。順次対応させていただきます。

たむら移住相談室の内観。廃小学校の元音楽室を活用しており、明るく開放的な雰囲気の中、たむら暮らしに関する相談ができる

ご相談を重ねる中で、必要に応じてオンラインや対面にてヒアリングさせていただき、コミュニケーションを取りながら、ご希望に沿うようにサポートしています。もちろん、すべてご希望どおりに進むわけではないので、情報提供と検討を繰り返していくようになります。毎年12月から年度末にかけては、お問い合わせが多い傾向にあります。次の4月の移住を検討されている方が、家探しなど具体的に動き始めるのがこの時期のようです。賃貸アパートも埋まりやすい時期なので、早めに行動していただくのが良いかもしれません。また夏休みやお盆の時期も「まず田村市に行ってみたい」というご連絡が多く、お試し移住をされる方もいらっしゃいます。

たむら移住相談室の視点から見た、田村市のおすすめポイントを教えてください

12市町村への移住をお考えの場合、田村市は県内主要都市の郡山市まで車で約30分圏内であることや、山あいの地域でありながら生活必需品の調達には困らないなど、ほかの地域と比べると便利な田舎である点がおすすめです。また、こおりやま広域圏(※)への移住をお考えの場合、田村市は広域圏の市町村の中でも自然豊かな地域のため、自然が好きな方や大きな家に住みたい方におすすめです。

※福島県の中央に位置する17 市町村で形成する都市圏

その上で、田村市の全体的なおすすめポイントとしては、やはり自然の豊かさです。低山の連なりが遠くまで見渡せる、開放的な山並の景色を楽しむことができます。星も綺麗で、山の上はもちろんのこと、どこにいても、ふいに見上げた夜空が美しいです。また郡山市よりも気温が2℃ほど低く、夏の夜はクーラー要らずで寝られます。冬は寒いですが、風が強い郡山市に比べると道路凍結が少ないように感じます。チェーン使用車両もあまり走っていないため道の凸凹が発生しにくく、冬場にしては道の混雑が少ないと思います。

田舎暮らしのグラデーションの幅が広いのも、大きなポイントです。山あいの生活もあれば、麓の平地や田舎の町場の生活もできます。ザ・田舎暮らしを楽しみながらも、少し足を伸ばせば買い物やレジャーに困ることはありません。

田村市に移住して来られた方を、オンライントークイベントのゲストとしてお招きすることがありますが、その際「田村市に来てよかった」というお声をいただけると嬉しいですね。また「ここまでサポートしてもらえるとは思わなかった」と仰っていただいたこともあります。情報をお渡しするだけにとどまらず、できるだけ伴走させていただいています。例えば、お子さんがおられることが分かれば、「もしかするとこんな情報もあったら役立つのでは?」と動いています。もちろん、必要以上の情報を求めていない方もいらっしゃるので、バランスを見ながらお伝えするようにしています。

地方移住をお考えの方や、田村市に興味がある方へのメッセージ

まずは移住先でどんなことがしたいのか、どんな人生を送りたいのかを考えるところから始めると良いと思います。実際に田村市へ足を運んで地域を体感していただき、理想の暮らしが田村市にあるかを確認していただくのがおすすめです。地域に住み活動する方々と共通認識を持つことができるので、さまざまな面でよりスムーズに、かつ具体的にお話しやすくなるかと思います。移住体験ツアーなど、田村市にお越しいただけるイベントを随時開催しておりますので、ぜひチェックいただければと思います。

ツアーではなく自由に市内を見て回りたい方には、お試し移住がおすすめです。田村市にはチャレンジハウスという1日300円/人で利用できるお試し住宅があり、戸建て住宅が2軒、アパート型住宅が1軒、トレーラーハウスが1軒と、全部で4種類のチャレンジハウスがあります。

実際に田村市での生活を体験し、まちの雰囲気や日々のお買い物事情、休日の過ごし方といった生活ルーチンを確認していただくことで、より具体的な「たむら暮らし」のイメージを持っていただけることと思います。

移住を考えるにあたり、不安や疑問は必ずあると思いますので、お気軽にご相談ください。

たむら移住相談室が設置されている、テラス石森の外観。廃小学校を活用したテレワークセンターで、地域に根ざした活動を行う企業や、移住・Uターンをした方がオフィスとして使用している

たむら移住相談室

住所:福島県田村市船引町石森字舘108
電話:050-5526-4583
メール:contact@tamura-ijyu.jp
HP:https://tamura-ijyu.jp/
※たむら移住相談室は株式会社ジェイアール東日本企画と(一社)Switchが共同で運営しております。