移住先を探す夏旅へ!地域の雰囲気を知り、地元の人との交流が楽しめる田村市の夏イベント5選

2025年 夏祭り情報

田村市

田村市への移住を検討する際、どの地域に居住するかはとても重要です。

自然豊かな場所がいい、利便性も求めたい、子どもを小規模校に通わせたい、地域活動が活発な地域がいいなど、移住先に求めることは人それぞれ。

今回は、この夏に旅行を兼ねて移住候補地を探しに行こうと考えている方向けに、各地域の雰囲気を肌で感じられる田村市の夏祭り情報をお伝えします。

主催団体に、見どころや祭りへの意気込みなどを聞いてきました。

【今回お伝えする夏祭り情報】

1.都路灯まつり&盆踊り大会2025(2025年8月9日(土)開催、都路町)
2.第30回鬼の里納涼夏まつり(2025年8月13日(水)開催、大越町)
3.ときわ盆フェスタ2025(2025年8月15日(金)開催、常葉町)
4.あぶくま洞夏まつり(2025年8月9日(土)~17日(日)開催、滝根町)
5.第74回灯籠流しと花火大会(2025年8月17日(日)開催、船引町)

※天候等の関係で延期、中止になる場合があります。詳細は主催者までお問い合わせください。

1.都路灯まつり&盆踊り大会2025

田村市の中でも特に豊かな自然に恵まれた都路町。そこで開催されるのは、古道川河川沿いを中心に竹筒(ちくとう)が彩る「都路灯まつり&盆踊り大会」

Q. 祭りが始まったきっかけについて教えてください

灯まつりの始まりは、「竹炭工芸都美」という都路町(旧 都路村)にあった会社が2000年頃に逢竹祭という、竹筒にロウソクを灯したイベントを始めたことがはじまりです。

その後、2003年に田村市への合併の話が出はじめたことにより、「都路」という名前を残したいと「都路伝説をつくる会」が発足され、1万本の竹筒にロウソクを灯した「都路灯まつり」が開催されました。

昨年度からは、伝統ある盆踊りと都路灯まつりを未来に継承するため同時開催となりました。

Q.イベントの内容を教えてください

【ステージ】都路こども園の児童、小学生、中学生による発表のほか、船引高校生によるよさこいや、地元のダンススクールによるフラダンス、田村市にゆかりのあるプロの歌手によるステージショーなどを開催予定。
【出店】毎年地元のボランティアグループや商工会の会員を中心に、田村市の美味しいものを用意してくれています。

Q. イベントにはどのような方がいらっしゃいますか?

昨年は約3,000人の方が、市内、市外からいらっしゃいました。大人から子供までたくさんの人が足を運んでくださいます。

Q. 今年の見どころ、PRポイント

荘厳な太鼓の響きとやわらかな竹筒の灯の共演は必見です。灯まつり会場は、河川会場のほか、小学生や中学生がデザインした会場もあるのでお楽しみに!
盆踊りでは、太鼓の名手と言われる方の参加もあります。

Q. 主催団体の祭りにかける思い

地域みんなで祭りをつくり楽しむことを目的に、竹筒作りからアトラクション等を企画しています。竹筒作りについては雪の降る寒い季節から作業を始めています。
ぜひ会場に足を運んでいただき、竹筒の灯りが町を彩る幻想的な光景をご覧ください。

【主催:都路灯まつり&盆踊り実行委員会 TEL:0247-75-3550】 

2.第30回鬼の里納涼夏まつり

鬼の伝説が残る大越町。ステージではお笑い芸人や人気歌手などを招きつつ、大越町ならではの出店やエンターテイメントも豊富に盛り込んだ見ごたえ抜群のイベント。

Q. 祭りが始まったきっかけについて教えてください

地域おこしのため、合併前の大越町長が平成6年に「夏祭り納涼花火大会」として開催したのが始まりです。

Q. イベントの内容を教えてください

ステージでは、恒例の大声を競う「子ども おおごえ大会」や、お笑い芸人の「レギュラー」、大越町にゆかりのあるプロシンガー、そして鬼面の太鼓奏者が大暴れする迫力満点の和太鼓集団「鬼五郎幡五郎太鼓」など、見ごたえ十分なエンターテイメントを予定しています。

また、大越町の方々と田村市に拠点を置くキッチンカーが出店。イートインスペースを設け、例年より広々とした空間でイベントを楽しめます。

Q. イベントにはどのような方がいらっしゃいますか?

昨年は約2000人の来場がありました。地元の人を中心に、里帰り中の家族など、子どもから年配の方まで多くの方がいらっしゃいます。

Q. 今年の見どころ、PRポイント

会場近くから約900発の花火が打ち上げられます。短時間での打ち上げ花火は見ごたえ抜群!出店者による田村市グルメも楽しめます。

Q. 主催団体の祭りにかける思い

今年度からイベント会場が変更となり、おおごえふるさと館前駐車場での開催となります。初めての会場での夏祭りとなるので、実行委員会としても新しい気持ちで準備しています。お祭りに来られる方々にとって、素敵な夏の思い出になることを願っています。

【主催:鬼の里納涼夏まつり実行委員会 TEL:0247-79-2193】

3.ときわ盆フェスタ2025

歴史ある常葉町の盆踊りに、今年は田村市制施行20周年を記念したメモリアル花火を打ち上げ予定!夏の終わりを告げる常葉町の風物詩。

Q. 祭りが始まったきっかけについて教えてください

古くから伝わる盆踊りは、夏の終わりを告げる風物詩として常葉町で親しまれてきました。 

この盆フェスタは、長らく常葉町観光協会が主催する「常葉観光盆踊り」として 親しまれてきましたが、市民やお盆の帰省客に多彩なイベントを楽しんでもらおうと、平成 29 年にときわ商工観光イベント実行委員会を立ち上げ、令和元年から 「ときわ盆フェスタ」として開催しています。

Q. イベントの内容を教えてください

ときわ盆フェスタは、先祖の霊を敬い、太鼓や笛の音が鳴り響く常葉盆唄に合わせて櫓を囲み、踊り流す伝統行事です。打ち上げ花火も上がります。

ステージでは、AKⅮance、井上千春、マイクアローンによるパフォーマンスを予定しています。

また出店は、地元の団体(常葉町商工会青年部・女性部、手打ちそばときわ会、ふるや農園、田村市を拠点にするキッチンカー5台)を中心に、露店も並びます。

Q. イベントにはどのような方がいらっしゃいますか?

小さなお子さんから大人まで、昨年は 約2,700人の来場者がありました。市内だけでなく、お盆の帰省にあわせ市外、県外からいらっしゃる方も多いです。

Q. 今年の見どころ、PRポイント

田村市制施行20周年事業として、記念事業メモリアル花火を打ち上げます。また、盆踊 りの懸賞に記念事業特別賞を設ける予定です。お楽しみに!

Q. 主催団体の祭りにかける思い

ふるさとを離れて暮らす帰省客や市民の方、小さなお子さんからお年寄りの方まで年齢を問わず楽しめるイベントになるよう準備しています。
長く続く伝統・文化を絶やすことなく、次世代につなげていきたいと思います。

【主催:ときわ商工観光イベント実行委員会 TEL:0247-77-2371】

4.あぶくま洞夏まつり

Q. 祭りが始まったきっかけについて教えてください

あぶくま洞夏まつりは、夏休みを利用して訪れる観光客に、よりあぶくま洞の魅力を知ってもらい、洞窟内だけではなく、園地全体で楽しむことができるようにと始まったイベントです。

Q. イベントの内容を教えてください

夏祭り期間中は、あぶくま洞の園地内にてキッチンカーや露店、体験コーナーなどが、日替わりで並びます。
また、大道芸人によるパフォーマンスショーも行われ、子どもから大人まで楽しめるイベントとなっています。

Q. イベントにはどのような方がいらっしゃいますか?

多くはファミリー層で、特に祖父母・父母・子どもの三世代での来場が目立ちました。

地元市民に加えて、福島県内外からの観光客も多く、幅広い層に親しまれているイベントです。昨年の夏祭り期間中の入洞者数は約28,600人でした。

Q. 今年の見どころ、PRポイント

今年も実力派パフォーマーによるショーを日替わりで開催予定で、ジャグリングやマジックなどの演目が楽しめます。また、地域の方々による出店や移住チャレンジ関連のキッチンカーを通じて田村ならではの食や文化に触れられるのも魅力です。

Q. 主催団体の祭りにかける思い

あぶくま洞夏祭りは、地域と観光が交差する“出会いの場”として毎年力を入れている催事です。
世代を問わず楽しめる場づくりを目指し、職員が一丸となって準備を進めています。
今年もたくさんの笑顔があふれる夏になるよう、地域の皆さまと共に盛り上げてまいります。

【主催:あぶくま洞管理事務所 TEL:0247-78-2125】

5.第74回灯籠流しと花火大会

Q. 祭りが始まったきっかけについて教えてください

元々は萬霊供養のための送り火として、町内を流れる大滝根川で灯籠を流したことから始まりました。東日本大震災の後には、震災で犠牲になった方々を供養するため町の人々が灯籠を流すなど、田村市民の心の拠り所にもなっています。

Q. イベントの内容を教えてください

当日は大小3,000個の灯籠を大滝根川に流します。大きいものは大人の背丈よりもずっと高く、田村市ゆかりのキャラクターや、アニメ、オリジナルキャラクターなどが登場します。市内の企業や団体が、この日のために自分たちでデザインを考え、自ら制作しています。

また花火大会では、1,000発の花火を打ち上げ予定です。地元の飲食店や露天商など、駅前通りには92店舗の出展を予定しています。

Q. イベントにはどのような方がいらっしゃいますか?

若い人が多いですが、家族連れも多く見かけます。祭りが始まるのに合わせ、地元を走るJR磐越東線は浴衣を着た人たちで彩られます。昨年は約39,000人の来場がありました。

Q. 今年の見どころ、PRポイント

今年は地元船引高校生による「大食い競争」を開催予定です。田村市産のエゴマを使った料理を考案中で、田村市への理解を深めてもらう良い機会です。一般からの参加者も募集中ですので、興味のある方は船引町観光協会までお問い合わせください。

また当日流す灯籠への絵付けに参加することもできます。祭り前日の10:00頃まで、船引小学校の体育館で行っています。数に限りがありますので、興味のある方は事前に船引町観光協会までお知らせください。

Q. 主催団体の祭りにかける思い

今年で74回目の歴史ある祭りです。また市内でも35,000人以上が来場するイベントは大変貴重。この歴史ある祭りを守り、今後も多くの方に足を運んでもらえる祭りとなるよう、努めていきます。

【主催:船引町観光協会 TEL:0247-73-8830】


いかがでしたか?

田村市には個性的な夏のイベントがたくさんあります。イベントに参加しながら、ぜひ地域の魅力発掘や、地元の人との交流を楽しんでみてください。

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