【開催報告】たむら農家にズームイン#4|都会育ちの私が田村で有機栽培農家を始めた理由 | たむらぐらし。~ 福島県田村地域の移住・定住情報サイト ~
【開催報告】たむら農家にズームイン#4|都会育ちの私が田村で有機栽培農家を始めた理由

12月22日(水)zoomによるオンラインイベント、「たむら農家にズームイン#4|都会育ちの私が田村で有機栽培農家を始めた理由」を開催しました。田村市にて農産物加工業を行っている福福堂 代表 稲福由梨氏をお迎えし、都内から田村市に移住したきっかけや、子育てとの両立について詳しくお話しを聞きました。
 
【ゲスト略歴】
福福堂 代表 稲福由梨氏
東京都江戸川区生まれ。東京では給食施設に勤務していたが、田村市に移住し夫の農業を手伝いながら小学校の栄養士を務める。2013年1月に加工業を営む「福福堂」を立上げ代表となり本格的に農業や加工業をスタート。無農薬・無化学肥料栽培の農業にこだわっている。
 
「福福堂」オンラインショップ↓
https://fukufukudou.com/
 


■移住までの道のり

 
ー就農までの経緯についてお教えください。

稲福氏:新聞広告で農業体験というものを知り、いろいろな地域の農業体験に参加しました。田村市の田植え体験をした際に夫と出会い、結婚を期に田村市に移住。何度が通ってくうちに田村市で暮らしていく姿が想像できました。
 
ー移住の際の家や農地の取得などは?

稲福氏:主人も脱サラでIターンでした。最初は家も田んぼも借りていましたが、持ち主のお婆さんが高齢のため街中に移住するということで、その家と農地をそのまま買わないか?とお声をかけていただきました。このご縁がきっかけで、結婚した際には家と農地はすでにありましたね。移住後も栄養士として働くことができました。田舎には仕事がないイメージでしたが、移住後も意外と仕事はありましたね。
 
ー農作物の加工販売について教えてください。

稲福氏:結婚前から夫は無農薬作物を生産していました。私がもともと栄養士なので、それを活かせないかと思い加工業を始めました。現在はエゴマ豚味噌やブルーベリージャム、甘酒などを販売を行っています。屋号である「福福堂」は、福島から福を届けたいとの想いが込められています。そして、美味しいものを食べると幸せになるという意味で『福』という文字を、『堂』は人が集まる場所という意味があるということで、『福福堂』と命名しました。

 
 

■ 農業と子育て


 
ーお子様がいらっしゃるのですよね?

稲福氏:2歳の娘と1歳の息子がいます。稲穂の天日干しやラズベリーの収穫などにも一緒に連れて行きます。自然の中で育っているためか、娘が最初に話した言葉が「葉っぱ」でしたね。
 
ーお子様にどんなふうに育ってほしいですか?

稲福氏:五感でいろんなことを感じ取って欲しいです。
東京に住んでいたら週末に旅行に行って経験しなきゃいけないことが、毎朝の散歩の中で体験できるのが魅力です。栗拾いやサワガニを見つけたりしてます。のびのび育ってほしいですね。
 
ー農業と子育てをどのように両立してますか?

稲福氏:娘が小さい時はおんぶして仕事をしてました。危ない仕事の時は夫か私のどちらかが子守をして。子供ができる前は365日仕事してましたが、子供ができてからは日曜日は子供との時間を取るようになりましたね。福島には温泉がたくさんあるので半日仕事して半日温泉行き、帰ってきてまた農作業ということもできます。自分で時間やスケジュールを調整できるのは、農業・自営業の良さでもあると感じています。
 
ー移住後のコミュニティはどうやって広げましたか?

稲福氏:農業だけでなく加工所もやっているので、同業者の方と研修やイベントなどで繋がりが持てました。子供の保育園のお迎えで知り合ったママさんとお友達になったりもしますね。
 
 

■ 移住して思うこと

ー田村市に移住して感じるメリットとデメリットは?

稲福氏:東京まで2〜3時間で行けるので、両親に何かあればすぐ駆け付けられる立地です。ネットで買い物もできるので不便さは感じません。お水も空気も美味しいし、天の川や流れ星が普通に見えます。子供が自然に触れる機会も多いです。ただ、近所には同じ年齢の子供が少なく、公園もないので子供を同世代同士で遊ばせる機会が少ないことがネックですね。
 
ー移住に関するご両親の反応は?

稲福氏:両親ともに東京と埼玉出身なので「田舎」らしい田舎がないのです。私が田舎に嫁いだことで「田舎」ができたと言っていました。梅や柿を送ると喜んでくれます。
 
【視聴者】:東京が恋しくなることはありますか?

稲福氏:結婚直後は恋しいこともありましたが、最近は忙しいのでないですね。
 
ーこれからの目標は?

稲福氏:スーパーで当たり前に手に入る農産物ですが、農業体験を経て生産者の高齢化や後継問題などを感じ、農業を残していくために何かしなくてはと危機感を感じました。農業を未来につなげていくため、今は農業体験や料理教室を開いたりしています。今後は農家民宿を開いて、食や農業などゆったりと田舎暮らしを体験してもらいたいと考えています。
 


今回のセミナーはオンラインより9名の方にご参加いただきました。
ご参加いただいた皆様からは……
 
・ゲストの方のお話がわかりやすく、田村市への愛が感じられた。
・特典の黒米甘酒を使ったレシピも試してみます。

など、嬉しいご感想をいただきました。ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。
 
写真からは田舎でのびのびと育つお子様の様子や、食に対するこだわりをお聞きすることができ、稲福さんならではの暮らしの豊かさが伺えました。田舎暮らしの魅力だけでなく、移住されたからこそ感じたリアルな想いなどもお話くださり、移住や就農をお考えの方にとっては大変参考となるお話になったのではないかと思います。
 
弊社では、今後も田村市で活躍する農家さんのお話が聞けるオンラインイベントを開催して参ります。
SNSでも情報を発信しておりますので、こちらよりご確認ください。
https://www.facebook.com/tamuragurashi
 
【主催】福島県田村市
本取組は「1次産業による持続的関係人口構築戦略※」の一環として実施しています。
※農林業を通じて地域活性化を図り、市外の方へ田村市の魅力を発信することで、移住・定住者を増やすための取り組み。

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